松川町は伊那谷のほぼ真ん中に位置する下伊那郡の町である。

伊那谷とは天竜川に沿って南北に伸びる盆地であり、信州の4つの平の一つ、伊那平とも記された。

動画は、天竜川東岸の生田地区から撮影したもの。

左図は生田地区からの伊那谷の風景であり、伊那谷の向こうには木曽山脈（中央アルプス）の稜線が見える。

左図の背後には赤石山脈（南アルプス）がそびえ立ち、伊那谷は二つの大きな山脈に挟まれた地溝であることがわかる。

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伊那谷はその地形柄、霧が発生しやすいという特色があり、年間の霧の発生回数は日本全国の中でも指折りであり、晩秋から初冬の朝の天竜川の川霧は天竜川の名物である。

​近隣の飯田市は霧の街として知られている。

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松川町はくだものの里として有名であり、りんご、梨をはじめとして、さくらんぼ、ブルーベリーなどの果物が栽培されており、果物を活かしてワインなども生産されている。